この世の時間すべて

2004年1月26日
久々に図書館で本を借りました。

「この世の時間すべて」
 リズ・ニクルス 大野晶子訳
 主人公・ニッキーは21歳、大学卒業を間近に控え、ロースクールへの進学も決まり、法律事務所の実習生として採用され、まさに順風まんぱんの人生でした。
しかし卒業式当日の卒業生総代としてのスピーチの最中、彼女は激しい頭痛に襲われ、意識を失い病院に運ばれることに。
 そこで彼女に下された診断は、

 脳腫瘍、手術は不可能。  余命数ヶ月・・・。

 これと言って、目新しい内容のストーリーではありませんが、何故か私の涙のツボにハマッてしまい
号泣しながら読みました。(ちょっと大げさかも(笑))

 ニッキーは入院を拒否して、二人の親友達とギリシャの島々を巡る豪華クルーズに出かけます。
 恋人ティムは、彼女の病気の事を受け入れられず
その旅をドタキャンしてしまいます。
(酷いと思ったけど、最後まで読んだらこの人が一番いい人のような気がした)
 そして、この旅でニッキーはかけがえの無いモノを見つけ・・・。

ニッキーの病気を期に、離婚してからもイザコザの耐えなかった両親も和解し、彼女の生活に協力を惜しまなくなります。



 「ジェニファー・ラブ・ヒューイット主演で映画化も」とあとがきに書いてあったんだけど、
実際されたの?
  このジェニファー・ラブって、私いまいち
どんな仕事しているかわかんない微妙な女優さん(タレント?)なんだけれど・・・。
「ラストサマー」くらいしか知らない・・。



 本読んで泣いたのは、「十二国記」シリーズの
「東の海神 西の滄海」以来です。
これも号泣しました。

「指輪物語」は違う意味で号泣しました(笑)
そして挫折しました・・・・(遠い目)
あれを読破できる人って、もの凄い精神力と継続力の持ち主だと思う。
いや、偉大な作品なのは分かってるんだけどさァ・・。
 わたしの周りで、読破したひとは皆無です(類友)


コメント

巴

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

この日記について

日記内を検索